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3Dレーザー計測データCAD化ソフトウェア Galaxy-Eye Item No. FTR-002

3次元点群データを瞬時に可視化

富士テクニカルリサーチのGalaxy-Eyeは、3次元レーザー計測器から得た大規模な点群データを瞬時に軽快に処理する、全く新しいソフトウェアです。
従来からある多数の問題を克服し、ストレスを感じさせないソフトウェアを実現いたしました。

Galaxy-Eyeは、「現場をデジタル化」する理想的なソリューションです。
既設プラントの3D-CAD化、建造物の3Dデジタル管理、建設現場の進捗管理など、様々な分野に適用できます。

この画期的なソフトウェアは、政府の「IT導入補助金」の対象になりますので、実質的に大幅な割引をうけて導入できますし、税制上の優遇もあります。
3Dデータ上での検討で現場への現地調査を減らして感染症対策を行う、といった目的ならさらに補助率は上がります。(※年度により制度変更の場合があります)
今こそぜひご検討ください。

※お問合せの際は納入場所、数量をご教授願います。また、技術的な相談が必要な場合はその旨お知らせください。

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■「Galaxy-Eye」データ処理機能

●自動ノイズ除去
点群の中から計測ノイズとみなされる浮遊点を自動的に抽出し、除去します。レーザー計測によるデータの有効利用には、計測ノイズ除去は必須です。煩雑なノイズ除去の処理を自動化することにより、前処理の負担を劇的に減らすことができます。

●自動ショット合成機能
全自動で複数ショットの合成が可能です。1ショット、4千万点の計測データでも3分程度で合成できるため、工数の大幅な削減を実現します。自動で合成できない計測データも、合成の基準となるリファレンス(特徴的な3点、平面、球)を指定するだけで簡単に合成できます。

●点群配置機能
すでに平面図等の2D配置図データがある場合は、それを基準として位置合わせを行う事ができます。計測データの座標系での作業だけでなく、従来の平面図に沿った座標系で作業が可能です。また、フロアレベルも任意に設定できるため、位置合わせの難しかったフロアを越えた位置合わせも可能になりました。

■「Galaxy-Eye」可視化機能

●ウォークスルー・フライスルー機能
簡単な操作で点群の中を自由自在に動き回れます。ウォークスルー機能では、データ内を歩き回ることで現場の状態を一目瞭然とし、フライスルー機能では天井付近や外から建物内部を見た視点など、実際には観察できない視点からの観察を可能にします。

●点群表示設定機能
用途に応じて、グレースケール表示、指定した領域内の点群だけを表示するクリッピング表示、点群を指定した軸方向に投影したスライス状に表示する2次元スライス表示、グループ別に色分け表示するグループ別カラー表示などなど、表示形式を変更できます。

●超高速Viewer
独自の高速データ処理技術により、上限なくデータを読み込むことを可能にしました。
シームレスにデータを読み込むため、100億点を超える点群データでもスムーズに扱え、寸法やCADデータの表示もできます。


■「Galaxy-Eye」シミュレーション機能
点群データの有効利用の1つに、シミュレーションがあります。
大きさや長さを把握するための寸法計測機能をはじめ、搬出入を検討するための干渉チェック機能、設備や備品を配置検討するためのレイアウト検討機能を開発しました。
シミュレーション機能を利用することで、計測現場を舞台とした問題の検討をデスクトップで行うことができます。

●寸法計測
点群データを利用して、2点間の距離や、3点がなす角度を計測することができます。

●動画生成
ウォークスルーや干渉チェックの様子を動画ファイル(AVI)として出力することができます。

●干渉チェック
指定したルートを通る形状データと点群データの干渉をチェックすることができます。
形状データを置いたり、ルート上を動かすと、干渉した点群データは表示色が変更されるため、干渉する部分を簡単に確認することができます。

●レイアウト検討(点群)
検討用のモデルデータを点群データ内で作成し、レイアウトを検討することができます。
レイアウトの変更はマウス操作で簡単に行えるため、様々なレイアウトを短時間で検討することができます。

●レイアウト検討(CAD)
外部のCADデータを読み込むことで、点群の中に設計CADを自由に配置できます。
現場での配置検討や、実際のとり回し等、現実のデータを用いた設計が可能になります。

■「Galaxy-Eye」モデリング機能
点群データから形状データを作成するモデリングは、点群処理ソフトの機能の中で最も魅力的なものです。プラントのモデリングを実現するために、主要な形状(配管、鋼材、平面)を対象としたCAD 化機能を開発しました。
モデリング機能を利用することで、現物をもとにした形状データを取得することができます。

●配管CADセミオート
点群から配管CADを作成することができます。点群に適合する規格形状をライブラリ上で探索し、最適な規格形状を作成します。また、ライブラリを編集することにより、新しい規格形状を登録することができます。

●配管CAD自由作成
任意の配管CADを起点として、配管CADを空間中に自由に作成することができます。
点群がなくても作成できるため、計測データがうまく取れていない部分を補完することができます。

●配管CADテーブル作成・アイソメ図
Galaxy-Eyeでは点群データから形状データをモデリングするだけでなく、テーブルデータとして入力することも可能です。設計寸法からの入力や新設の検討等、用途が広がります。
また、作成した配管CADを基に、アイソメ図を作成・出力することができます。
Galaxy-Eyeの配管CADモデルは全て中心線で制御しています。その中心線に対し、サポート位置の設定、自動寸法出力等、解析データにつなげる便利な機能を多数取り揃えています。

●配管CADフルオート
配管や平面のCADを全自動で作成します。
並列処理を行うことで、大規模な点群データでも短時間でCAD化することができます。

●鋼材作成
山形、H形などの規格鋼材をCAD化することができます。
作成する鋼材をライブラリから指定し、点群と比較しながら鋼材CADを配置します。
また、ライブラリを編集することにより、新しい規格形状を登録することができます。

●ダクト作成
ダクト作成機能では、点群データの下面と側面を選択すれば、CADを作成できます。またユーザーが点群選択で直ダクトを作成し、その間の曲線部分を形状指定で作成すれば、簡単にダクトCADを作成できます。
断面形状、拘束位置等を自由に設定でき、中心線での表示や、アイソメ図の作成も可能です。

●2D作図
点群データ上で、直線や曲線をなでることによって、2D作図ができます。計測点群データを基に、壁や機器位置のDFXデータを簡単に作成できるので、現場の状況把握や計画立案用の資料に活用できます。

■Galaxy Eye仕様
●ファイル入力

オリジナルファイル GLW GLP
3Dスキャナ計測データ PTX FLS/FWS ZFS E57 LAS DP PTS
形状ファイル STL
3D-CADファイル (オプション) IGES STEP ACIS(.sat .sab) CATIA V5 他
位置合わせ用ファイル DXF
各種定義ファイル  TXT 

●ファイル出力

オリジナルファイル GLW GLP
3D-CADファイル DXF IGES IFC
形状ファイル STL
EYECAD用出力ファイル XML
各種定義ファイル  TXT 
画像ファイル  BMP
動画ファイル  AVI 他 
点群データ  PTX PTS E57 LAS DP TXT 

●推奨動作環境(2019年4月1日現在)

CPU Core i5以上
メモリ 16GB以上
HDD 80GB以上 (SSD推奨)
グラフィックカード OpenGL 3.2対応 以上 (メモリ2.0GB以上推奨)
その他 CD-ROMドライブ (インストール時)
OS  Windows7 (64bit) Windows8/8.1 (64bit) Windows10 (64bit)

※ハードウェアの詳細仕様が必要な場合はお問合せください
※自動配管CAD機能を使用する場合、メモリは10億点の処理に48GB使用が目安です

No. 2976
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