スーパーバケット カマハラ Item No. KMH-001
小型から大型まで、顧客ニーズに的確に応える
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●バケット工法
生コンクリートを型枠などに打設する工法の中の1つです。
ミキサー車などで運び込まれた生コンクリートを、バケットに移し替えてクレーン等で打設現場に搬送し打設します。
生コン打設工法としては、他にはポンプ打設工法が採用されております。
また、比較的打設量が少ない現場や型枠形状が複雑で少量に分けて打設する場合にもバケット工法が有利となります。
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●バケット工法の利点
生コンクリートをそのままの状態で搬送・打設するため、ポンプ圧送に比べて材料分離、骨材損傷がなく品質面に優れています。
ポンプ圧送では難しい高強度品質を必要とする固練りコンクリート構造物の打設に向いています。(口太タイプ/バイブレータが必要な場合があります。
バケット打設口の形状の工夫により、複雑な形状の型枠でも効率的に打設できます。
作業効率の悪い広範囲・少量打設に最適です。
作業後の機器の清掃、メンテナンスが容易です。
●用途
■一般土木建設工事
■砂防・堰堤工事
■電力設備工事
■消波ブロック打設工事
■護岸・港湾工事
■その他・あらゆる工事
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バケットの選び方
現場にて優先する内容により、最適なバケットの型式を決めます。
①生コン車からバケットへ直接生コンを受けたい場合には、背低型が最適です。
その他は、バケットを置く受け入れ場所を掘り下げる等の工夫が必要です。
②クレーンの吊り上げ荷重や、1回当りの必要打設量からバケットの容量を決めます。
配合によりますが、通常生コンの比重は2.4程度です。
③各型式の対応する生コンのスランプは、以下の目安です。
ただし、搬送時間が長くなると、打設が難しくなってきます。
・標準型――8程度以上
・背低型――10程度以上
・口太型――6程度以上
さらに、固練りのコンクリートの場合はご相談ください。
スランプ18など高流動コンクリートの場合は、専用型/高流動用も参考にしてください。
④打設現場の作業環境、地形条件などを考慮し、一般型では作業効率が悪い場合は専用型も検討してみてください。
バケット取り扱い注意点
①クレーンの積載重量を厳守してください。
②バケットに設計荷重以上の荷物を入れないでください。
破損の原因になります。
バケット内側の矢印マークの位置が規定容量です。
入れ過ぎないようにご注意ください。
③扉の開閉作業が一番危険を伴います。
たとえば扉と足部の隙間のように、隙間が動きによって狭くなる箇所があります。
特に二人以上で作業を行っていると思いもよらない動きで指を挟む、というような事故が予想されますので
開閉作業を行っている作業者以外は原則、バケット付近に近づかないようにしてください。
④バケットのクレーンでの搬送中や打設時など、バケットに動きのある作業中は常に安全に注意して、危険な
行動をとらないようにしましょう。
⑤日常点検や清掃は欠かさずお願いします。